「えーと、ちょっと待ってねー」と俺の視野外から声をかけるのは香――ではなく、なぜか絵梨子さん。 そう、ここは表参道の一等地にある彼女のオフィス兼アトリエ。 しかも、ここには一緒にいて然るべきの彼女の親友はいない。 いったい何でこうなったかという…
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